映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術
「漫画っていうものは、やっぱり勉強は必要なんです。たとえば、こういう脚本術の本とか買ってみてもいいかもしれません。シド・フィールドさんの書籍とか。」
新海誠氏のX投稿(2017年6月19日)の本棚写真に背表紙が映っていた1冊。
宮崎駿、鈴木敏夫、新海誠、小島秀夫、赤坂アカ、佐久間宣行、落合陽一──世界に作品を送り出すトップクリエイター7人が公の場で実際におすすめした本131選。アニメ、映画、ゲーム、漫画、メディアアートを生み出す彼らの読書から、創造の源を覗く。本人発言の出典リンク付き。
「漫画っていうものは、やっぱり勉強は必要なんです。たとえば、こういう脚本術の本とか買ってみてもいいかもしれません。シド・フィールドさんの書籍とか。」
新海誠氏のX投稿(2017年6月19日)の本棚写真に背表紙が映っていた1冊。
「これがね、どうしてもちょうど買おうと思ってて、このお話いただいたんで買うのを我慢してたんです。「行旅死亡人」っていうのは、病気とか行き倒れとか自殺とかで、住所とか名前が判明しない遺体のことなんですけど、引き取り手不明の中に、現金3400万と星型マークのペンダントとかがあって。記者2人が追っかけたっていうルポらしくて、これが本当に2転3転していく。これね、一番今読みたかったんですよね。」
「ここにルメートルいっぱいありますよ。これはもうこれが1番売れてます。僕これ結構好きなんですね。こんなん読んだらもう日本の作家、日本の読者は気になり、いやクオリティが高すぎてですね。」
「友人が、子供の時、だいすきだったんだと、この本をおしえてくれました。もうずいぶん大人になってからなのに、友人の眼はキラキラして、なつかしさでボウとなっているようでした。」
「ぼくらがまだ若くて、たぶんあなたが生まれるずっと前に、ぼくらはこの本を原作にして、52本のテレビアニメをつくりました。アニメより原作を本で読んだ方がいいという人がいます。ぼくも半分位そう思っていますが、この作品は、ちがう、と思っています。見、読みくらべてみて下さい。」
「オーソン・スコット・カード、エンダーのゲーム。めちゃくちゃ最高、めちゃくちゃ最高ですね。オーソン・スコット・カードは本当に夢中にさせてもらいました。」
「筒井さんの「我が最後の作品集になるだろう」と。これいただきます。これはもうやっぱり筒井さんだからってところで、兄貴が大ファンで最初に呼んだ本が『霊長類南へ』というまあまあ面白かったんですけど、その後短編書を読んだらあまりにも面白いんでそっからファンになりまして。」
「私が学生の頃、近所の小さなガールフレンドに、プーを読んであげました。まあその時のその子のよろこびようは感動的ですらありました。よいお話にはどれほど人をしあわせにする力があるか、本を書くっていい仕事だなあってその時思いました。」
「あ、このタイムリープ最高ですよ、これ。これは最高に面白いですね。すごい緻密に考えられてて、あんまりおかしなところはないですよ。タイムリープって破綻するんですけど、よくできてます。」
「ムシャクシャして、イライラしている時、くたびれて、すっかりいやになっている時、この本を読むとホワーンとあたたかい雲の中に入ったように身も心も軽くなります。なんだかうまくやれそうな気がしてくるのです。」
「ジェフリー・ディーヴァー大好きですね。今までは毎年、正月にディーヴァーを読んでましたね。お酒飲みながら、年末年始に読むのが大体楽しみにしてました。自分がミステリー系のバラエティとかドラマとかやるに、1番最初に「結局何が面白かったかな」と思うとジェフリー・ディーヴァーで、ボーン・コレクター・シリーズの中でも結構古典に近いっていう。これも買おうかな、読む時間なかなかなさそうだけど。」
「大人になって訳者の石井桃子さんの文章のすばらしさが、この本を素敵にしたんだと判りました。ひとつひとつのお話が、どれもキラキラしてクリスマスツリーのようです。」
「3体もありますよ。Netflixかなんかでドラマやってますけど、3体もありますんで。僕も帯書いてたんですけど、早川さんは僕の帯で売れたら次もっと有名な人をどんどん帰ってく、今は影も形もありません。」
「今日、本屋さんに行くまで、いやチョン・セランのこと忘れてました。あそこ(韓国文学コーナー)に当たった時、「あ、俺、そういや、チョン・セランのあの別の小説読みたかったんだ」ってのを思い出した。「ティピープル(フィフティ・ピープル)」が本当に素晴らしくて、それ以来、その方の新刊を読もうと思って読めてなかったので。」
「ぼくは、セドリックとは、正反対で、ためらい、ものおじし、はっきりいえない子供でしたが、セドリックは好きでした。こういう子がどこかにいると今でも思っています。かしこくて、やさしくて、おだやかで、まっすぐな友人がいたからです。」
「この本を読んだ人は、心の中にひとつの風景がのこされます。入り江の湿地のかたわらに立つ一軒の家と、こちらをむいている家。何年もたって、あなたが大人になって、この本のことをすっかり忘れてしまっても、その家はあなたの中に、ずっとありつづけます。」
「この人の作品はすべてたからものです。あわてて読んではいけません。ゆっくり、なんども読んで、声を出して読んで、それから心にひびいて来るものや、とどいてくるものに耳をすませて、場面を空想して、何日もたってからまた読んで、何年もたってからも読んで、判らないのにどうして涙が出てくるのだろうと思い、ある時はなんだか見えてきたような気がして、とたん、スウッときえてゆくのです。」
「クリスティコーナーがあ、まこの辺はもう名作なんで。みんなポアロは知ってると思うんですけど、これマープルね。マープルなんですか?マープルの方が重かったりするんですよ。ポアロが一番出てますけど、ミス・マープルは外れがないので、どんなこと言ってもそっちから入った方が、ポアロとやっぱなんか違う部分があるんで、まあ筋は一緒なんですけどクオリティは高い。」
「あるアニメーション映画を作っていて、くたくたになって帰った夜、ふとんの中でこの本を読みました。短い作品の中に世界が描かれていました。文学ってすごいなあ、こういうのが文学なんだという思いがわいて来ました。」
「監督不行届はどうせ買うんですけど。「還暦」です、あ、そうか、監督(不行届)の続編か。「監督」が完になられた(庵野監督が還暦に到達された)ので。安野(モヨコ)先生のエッセイ、実はジャンルが全部バラバラなんで(楽しみ)。」
「限界費用がゼロに近づくと国家がプラットフォームを支配する余地が広がる。リフキンの予測を超えた段階を考える必要がある。」
「残念ながら、ぼくは勇気を発揮するチャンスを何度も逃し、傷つきやすく臆病な少年時代をすごしてきました。読みなおして、勇気や誇りを持つことに、自分がどれほどあこがれていたのか思い出します。ぼくには、少年時代も大人の時代もやり直すことはできません。でも、と思います。ちゃんとした老人になら、まだチャンスはあるかもしれないって。」