★ 2人の有名人がおすすめ

三体

劉 慈欣(大森 望/光吉 さくら/ワン チャイ 訳)

あらすじ・内容紹介

2019年

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

この本を推薦している人 (2人)

編集部メモ — 小島秀夫が帯を書き、ザッカーバーグが「傑作」と呼んだ『三体』。ヒューゴー賞長篇部門に輝いた中国SFの本作を、小島秀夫とマーク・ザッカーバーグが挙げている。小島秀夫は「僕も帯書いてたんですけど」と日本版の帯に言葉を寄せた縁を明かし、ザッカーバーグは「高度な物理学とSFを融合した中国SFの傑作。クラシックなSFを彷彿とさせるテクノロジー寄りの作品」と評した。刊行に立ち会った側の推薦と、内容そのものへの批評という二つの角度が揃っていると読める。壮大な物語に確かな後ろ盾を求める人に効く一冊だ。