クージョ

スティーヴン・キング(永井淳 訳)
Amazonで見る(詳細)

この本を推薦している人 (1人)

岡田 斗司夫

「クージョって話は、狂犬になった犬が襲ってきて車に閉じ込められた人の話なんだけど、その狂犬を勝ってたおっさんの話が出てくる。自動車修理工場を自分で経営してるおっさん、すごい職人気質の人。彼が言うには——『自分のものになるってのは、どれぐらい自分が直したか、手を加えたかだ』。彼は車の修理をやってるからベンツやポルシェやランボルギーニをいっぱい見るけど、『そういう車を持ってる奴はいるけど、彼らは持ってない、ただ買っただけだ』と。 『俺の車は中古のシルビアみたいな車、ポンティアックとか中古の車。でも俺が何回壊れようと何回も直した、エンジンも1回ばらして自分でちゃんと動くようにした。何度も付き合ったと。そうやって初めて車っていうのは自分のものになる。車っていうのは最初メーカーが作るもので、それを買って乗ってるだけだったらそれはメーカーの車であって自分の車じゃない。ずっと直してばらして車っていうもののとことん裏も表も知り尽くす。それが1人の女と結婚してその女のいい面も悪い面も見てそいつが病気になったら看病して初めて夫婦になるように、車も1回ばらして組み立てて、何回も何回もケアをして自分のものにしていくんだ』という考え方。 俺なんかすごい感動して、自分はなかなかそうは生きられないんだけども。」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』クージョ 解説(45:31〜)