★ 6人の有名人がおすすめ

サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

あらすじ・内容紹介

2023年

ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命、歴史の統一までを描く巨大な物語。

なぜ各分野のトップが、そろってこの本を薦めるのか

テック界のゲイツやザッカーバーグ、政治のオバマ、投資家のナバル、コメディアンのローガン――分野の異なる彼らが口を揃えて薦めるのは珍しい。共通するのは「当たり前を疑わせる」視点だ。貨幣・宗教・国家といった空気のように受け入れているものを、人類が共有する“虚構”として捉え直す。7万年を一気に俯瞰するスケールと平易な語り口が、専門家でなくても「世界の見え方が変わる」読後感を生む。

一方でゲイツが「同意しかねる点もある」と正直に記すように、大胆な一般化には批判もある。結論を鵜呑みにせず、“考えるための一冊”として読むのがちょうどいい。

※ 編集部による解説(各推薦者の実際の発言をもとにした独自のまとめ)

この本を推薦している人 (6人)

編集部メモ — オバマとビル・ゲイツ、ジョー・ローガンまでが語る『サピエンス全史』。推薦者は元米大統領から経営者、ポッドキャスターまで6人。バラク・オバマは「4万フィート上空から見渡す」壮大さと、当たり前と思っている文明が「決して当然ではなかった」という気づきに反応し、ビル・ゲイツは農耕以前の方が幸せだったという主張に「同意しかねる」と異を唱えつつなお薦める。ジョー・ローガンは「人生を変えた本」、ナバル・ラビカントは「この10年で最高の本」とまで言い切る。前提を疑い直す装置として機能している点で重なって見える。文明を一度ほどいて考えたい人に効く。

ビル・ゲイツ

「同意しかねる点もあった――とりわけ農耕以前の方が人類は幸せだったというハラリの主張には。それでも、人類の歴史と未来に関心がある人には『サピエンス全史』を薦めたい。(原文: Although I found things to disagree with—especially Harari's claim that humans were better off before we started farming—I would recommend Sapiens to anyone who's interested in the history and future of our species.)」

– 出典: GatesNotes(ビル・ゲイツ公式ブログ, 2016)
バラク・オバマ

「人類の歴史を4万フィート上空から見渡すような一冊だ。これほど凝縮された壮大な歴史だからこそ興味深く示唆に富む。当たり前と思っているこの並外れた文明を築いた核心が、決して当然ではなかったと気づかせてくれる。(原文: It's a sweeping history of the human race from 40,000 feet. And part of what makes it so interesting and provocative is because it's such a condensed, sweeping history.)」

– 出典: CNN インタビュー(2016年9月)