★ 6人の有名人がおすすめ

コンビニ人間

村田 沙耶香

あらすじ・内容紹介

2018年

コンビニのバイト歴十八年目の古倉恵子。夢の中でもレジを打ち誰よりも大きくお客様に声をかける...現代の実存を軽やかに問う話題作。

この本を推薦している人 (6人)

編集部メモ — 朝井リョウが「破壊」と呼び、林士平が労働の快楽を思い出した『コンビニ人間』。推薦者は6人。作家の朝井リョウは「私にとっての小説の枠組みを、見事に破壊してくれました」と評し、林士平は「完璧な機械になること」に不思議な快楽を覚えた自身のマクドナルドのバイト経験を重ねて「すごい共感した」と語る。又吉直樹・光浦靖子・若林正恭もアメトーーク!「読書芸人」(2016年)で薦めており、柚木麻子は「クールなアジア系女性の作家イメージを作ってくれた」とその射程を評する。作品性と労働の実感、両面から刺さっていることが透けて見える。働くことと自分の輪郭を考えたい人に。

林 士平

「コンビニ人間。コンビニで働くことで自分を整えるというか自分を取り戻す。めっちゃわかるんですよね。高校生の頃、僕、初めてやったアルバイトがありがちなマクドナルドなんですけど、めっちゃ働いてたんすよ。狂ったようにずっと働いてた時期があって、なんかすげー救われてたんですよ労働に。完璧な機械になることを追い求めるマニュアルみたいなのを、いかに綺麗に達成していくかっていうゲームを僕はずっとやってて、なんか不思議な快楽を感じてたんですよね。それをめっちゃ思い出させてくれたんで、わかるってすごい共感した記憶があります。」

– 出典: YouTube「#木曜日は本曜日」林士平「オリジナルなものを生み出すためのトレーニング」(東京都書店商業組合, 2022/2024)(06:49〜)