あらすじ・内容紹介

2016年

「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!

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編集部メモ — 又吉直樹と光浦靖子が同じ回の「読書芸人」で選んだ『i(アイ)』。又吉直樹と光浦靖子が、ともにアメトーーク!「本屋で読書芸人」(2017年11月)でオススメの一冊として挙げた西加奈子の長編。読書好きの芸人二人が同じ回に同じ本を選んだという事実そのものが、「この世界にアイは存在しません」という一文から始まる物語の訴求力を物語っていると読める。「想うこと」で生まれる強さと優しさに揺さぶられたい人に。