鈴木 おさむ

Osamu Suzuki
放送作家 脚本家 エッセイスト

1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー、『SMAP×SMAP』『お願い!ランキング』などを担当。2024年3月末で放送作家を引退、ラップ・舞台・映画など多領域へ転身。妻は森三中の大島美幸。

10 books YouTube #015 で紹介の10冊。注目: 遺書(松本人志)・毎月新聞(佐藤雅彦)・ワンピース(尾田栄一郎) · 出典: 本曜日 honyoubi.com / YouTube字幕

おすすめされた本

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遺書

1994年刊、ダウンタウン松本人志のベストセラー著書。ゴリゴリの24歳松本人志がお笑い論を展開。

鈴木 おさむ 2023年

「松本人志さんの「遺書」。これより、こう松本さんが「笑いをなめんだよ」っていう、なんかこの中にも書いてあるんですよ「バカにはわからない自分の笑いみたいなこと」を書いて、お笑いってセンスがいって、かなりこう知的なものなんであるっていうことをすごい言ってるんですよね。日本のお笑いの位置っていうのがここにあったのがここにしたみたいな、こいつすごいことだと思っていて。松本さん、たぶん今優しいイメージあるかもしれない、世の中の人は。視界もやってて優しいイメージあると思うんだけど、この頃ゴリゴリやってる時で、格闘家みたいな空気、怖いみたいなで坊主にしたりとか。当時24歳。僕は当時飛鳥さんとすごくお仕事をさせてもらっていたところがあって、もう本当にトンデント(プレッシャー)が高いというかそこにいたので、そこからいかに違ってみせるかっていうところを、多分飛鳥さんと意識してたと思う。」

– 出典: 本曜日 #015 東京鈴木おさむ書店(03:04〜)

毎月新聞

「ピタゴラスイッチ」「ポリンキー」など数々のCMを手がけたクリエイター・佐藤雅彦が朝日新聞に連載した名コラム集。

鈴木 おさむ 2023年

「全クリエイターの中で一番尊敬しているのがこの人でして、ピタゴラスイッチを作ったり、CMのこの方はプランナーですかね、CM作られた方。ものの考え方を、松本さんがお笑いに対しての方程式を作ったとしたら、この方は自分が生きてる中での違和感にさっとメスを入れる、ものの考え方に相当影響をされております。当たり前の景色を疑うっていうのがこの人の真骨頂だと思うんですけど。例えば「文字が出す騒音」っていう所、なるほどと思って。グリーン車と普通の朝の電車の違い——広いとか快適だとか思うんだけど、文字の騒音がないって書いてあるんですよね。普通の電車に乗ると中吊りだったり広告だったり文字だらけ、それを騒音って捉える。耳だけだと思ったら文字もうるせえよなっていう。だから僕はこの人の本を読んでから、テレビ番組で「画面を汚す」ってことを意識するようになった。」

– 出典: 本曜日 #015 東京鈴木おさむ書店(06:14〜)

ONE PIECE 104

尾田栄一郎が1997年から連載中の世界的ベストセラー漫画。鈴木おさむが選んだのは104巻。

鈴木 おさむ 2023年

「ワンピースを入れるか入れないか悩んだんですけど、もうすごすぎて、で、ワンピースのしかも104。長くこんだけ長く続けてて、今が一番面白いってすごいと思います。鬼滅の刃が流行ってる時に「鬼滅の刃が一番面白い」って言ったやつめちゃくちゃいるんですよ。「君は今でも鬼滅のことを語ってるんですか」って僕は言いたいですよ。「チェンソーマンのこと言ってんじゃないの」とか言いたい。作り手だから他のものが気にならないわけないと思うんですよ。なんだけど自分の面白いものをただ作り続け、この100巻超えてからの104巻と面白さ、こんなことあるっていう。遺産にしてないというか。伊勢神宮って世界遺産じゃないじゃないですか。なぜなら遷宮をしてる。あれは遺産じゃなくてingなんですよね。ワンピースも一緒です——遺産じゃないんだよ、ingですね。」

– 出典: 本曜日 #015 東京鈴木おさむ書店(10:14〜)