「格好悪い主人公が好きになっていますね。『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーの、ちょっとダメっぽい感じとか。いや、あれはどう考えても格好いいですね。」
田中芳樹による1982年発表のスペースオペラ大河。
編集部メモ — ヤン・ウェンリーに惚れた万城目学、二次創作に向かった凪良ゆう。万城目学と凪良ゆうがともに愛読を語るスペースオペラ大河。万城目は主人公ヤン・ウェンリーの「ちょっとダメっぽい感じ」に触れつつ「どう考えても格好いい」と評し、凪良は投稿で折れた気持ちを癒やすように本作の二次創作をしていたと明かす。キャラクターへの深い愛着という点で二人は重なるが、読む側にとどまった人と作る側へ向かった人という関わり方の違いも面白いと読める。長い物語に腰を据えて浸りたい人に。