1493――世界を変えた大陸間の「交換」

チャールズ・C. マン 翻訳:布施 由紀子

あらすじ・内容紹介

紀伊國屋書店

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

この本を推薦している人 (2人)

編集部メモ — 出口治明が読み解き、イーロン・マスクが太鼓判を押した『1493』。推薦者は出口治明とイーロン・マスクの2人。出口はHONZの書評で、コロンブスのアメリカ到達を境に貴金属・病原菌・動植物・人間が大陸間を行き交い始めた「コロンブス交換」の実相を暴く一冊と紹介し、前作『1491』で常識を覆した著者マンが「再び世に問う問題作」と評した。マスクは端的に「『1493』を読む価値あり」と発信している。丁寧な読解と一言の太鼓判——形は対照的だが、「グローバル化はここから本格的にはじまった」という視点を知る価値への同意という点で重なると読める。世界の均質化の起点をたどりたい人に効く一冊。

出口 治明

「先コロンブス期のアメリカ大陸の常識を覆して(遅れた社会⇒ヨーロッパ以上の人口や洗練された大都市を持っていた文明社会)、全世界にセンセーションを巻き起こした『1491』の著者・マンが、再び世に問う問題作である。 前作がビフォーの高度なアメリカ文明を描いていたのに対し、『1493』はアフターの混乱する世界が描かれる。コロンブスのアメリカ到達(1492)によって、貴金属、病原菌、動植物、そして人間が大陸間を行き交い始め、世界は「コロンブス交換」