あらすじ・内容紹介

2020年

近未来の島国・R帝国。人々は人工知能搭載型携帯電話・HP(ヒューマン・フォン)の画面を常に見ながら生活している。ある日、矢崎はR帝国が隣国と戦争を始めたことを知る。だが何かがおかしい。国家を支配する絶対的な存在“党”と、謎の組織「L」。この国の運命の先にあるのは、幸福か絶望か。やがて物語は世界の「真実」にたどり着く。

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編集部メモ — 東野幸治と又吉直樹が同じ番組で挙げた『R帝国』。近未来の島国を描く本作は、2017年のアメトーーク!「本屋で読書芸人」で、東野幸治と又吉直樹がそれぞれオススメの1冊として紹介した。「読書芸人」と冠された同じ番組で二人が同じ一冊に手を伸ばした事実からは、“党”が支配する国家と情報を巡るこの物語が、当時の読み手たちに強く刺さっていたことが透けて見える。ニュースの裏側を疑う感覚を鍛えたい人に効く一冊だろう。