あらすじ・内容紹介

新潮社 · 2006年

サイモン・シンによる1997年発表のノンフィクション。フェルマーの最終定理の証明の歴史を追う。

この本を推薦している人 (2人)

編集部メモ — 万城目学と南場智子、それぞれの角度で痺れた『フェルマーの最終定理』。フェルマーの最終定理の証明の歴史を追う本書を、万城目学と南場智子が揃って挙げている。万城目学は「理系の世界に憧れがある」と語り、「解決の道のりが面白くて、自分の頭が良くなったように感じられるやさしい本」と間口の広さに反応する。南場智子は「世紀をまたがり、大陸をまたがって」続いた知的作業のリレーに「人間の偉大さを感じずにはいられません」と、その営みのスケールに打たれている。入口の易しさと到達点の大きさ、二人の反応がこの本の振れ幅を示していると読める。数学が苦手なまま知の興奮を味わいたい人に効く。

万城目 学

「理系の世界に憧れがあるんです。『ホルモー六景』の凡ちゃんの話を書く時に読みました。『フェルマーの最終定理』は、解決の道のりが面白くて、自分の頭が良くなったように感じられるやさしい本です。」

南場 智子

「一見シンプルなフェルマーの最終定理の証明に挑む数学者たちの350年にわたる奮闘を描いた良書です。世紀をまたがり、大陸をまたがって抽象概念に関する知的作業のリレーを行い、そして完成するなんて、人間の偉大さを感じずにはいられません。」