あらすじ・内容紹介

講談社 · 1996年

遠藤周作による1993年発表の長編小説。第35回毎日芸術賞受賞作。

この本を推薦している人 (2人)

編集部メモ — 又吉直樹の「疑問への答え」、西加奈子の初ファンレター——『深い河』。推薦者は又吉直樹と西加奈子、笑いと文学をまたぐ2人の作家。又吉は「『深い河』は宗教に対する子どもの疑問に答えを与えてくれたと思いました」と語り、西加奈子は中学時代に「めっちゃ感動して」、人生で初めてファンレターを書いた相手が遠藤周作だったと明かした。頭の疑問に答える本としても、心を動かす本としても機能している点に、この小説の射程の広さが透けて見える。宗教や生き方への問いを抱えたまま大人になった人に効く一冊と読める。

又吉 直樹

「遠藤周作は『沈黙』で持っていかれて、『深い河』は宗教に対する子どもの疑問に答えを与えてくれたと思いました。」

西 加奈子

「中学生になってから、遠藤周作を全部集めました。『深い河(ディープ・リバー)』が出た時かな。お父さんが貸してくれたんですよ。それ読んで、めっちゃ感動して、遠藤さん大好きになって。わたし、著名な方に初めてファンレター書いたのって遠藤さんなんですよ。エッセイも読んで、原宿の南国酒家によく行くって書いてあったから、いつか行きたいなと思っていて、高校の時に東京に遊びに来た際に見に行ったり。」